黒潮町田野浦→宿毛市大深浦「最新のお古」

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“真っすぐ”NO.33
2017/3/19(日)
黒潮町(くろしおちょう)田野浦→宿毛市(すくもし)大深浦
ライン長さ  30.1km
ルート距離  36km
真っすぐ度  0.836
ルート評価  25.2km
実走距離   38.6km (19.6km/h ; 20.7km/L)
TIME 15:06→17:04 (1h58m)
赤線(真っすぐライン) 青線(ルートライン) 緑枠(セーフゾーン)
右上カギ四角マーククリックで大きなマップを表示します。
ルートスタート A ゴール B  実走スタート(・) → ゴール(・) 黒線(ログ i-gotU GT-600 4秒間隔) 紅線(ログ DMC-FT5 15秒間隔)

 はい、これが今回のコースなのでした。(向きは東から西方向ね。)
 ライン長、約30km。すなわちマージン(ゾーンの全幅)は5%の1.5kmです。つまり、ラインから片側750m以上離れてはいけません。その条件でゴールラインを割ることが出来れば成功です。
 コース自体は、2011年に目を付けていた物件です。2017年になってようやく……ですが、これがあったから四国一周ツーを企てたか、はたまた四国一周ツーのついでがこれだったか、今では定かではありません(笑)。
 で、最初はね……(↓)。

000.jpg
 見てください。前ページで名前を出した、「土佐くろしお鉄道」のラインが、コースに沿って実に優美に伸びているでしょう?
“真っすぐ”の“足”は何でもあり、というルールなんだから、別に電車を利用してもいいんです。だからかなり心が揺れました。ローカル鉄道の旅。う〜ん、ロマンチック!
 ただ、今回の条件では、ご覧の通り所々ゾーンアウトしてる。その区間だけ歩いてもいいけど、そうすると時間がかなりかかる。たぶん朝から晩までの、一日仕事になるでしょう。
 もともと今回の旅は、長期間動かしていないスカブをどうにかしたい、というのが始まりだった。そういった事情があったので、いつものスカブ・スタイルで臨むことにしたのでした。

※ ※ ※

2017年03月19日-分24秒-DMC-LX100.jpg15:18

 スカブ400S、休憩終わり(笑)。起動です。
 そして、あらかじめナビに登録していたルート(パート1)を呼び出します。旅としては、ナビ案内走行はあまり面白くないのですが、今回は、図体のでかいスカブで交通量のある街中を、回りに迷惑をかけずに速やかに通らねばならないという事情があり、ナビに頼ることにしたのでした。

2017年03月19日-分22秒-DMC-LX100.jpg15:19

 出発。
 ここに来るときは右から来ましたが、今は左折します。

2017年03月19日-分18秒-DMC-LX100.jpg15:20

 小路ですが、ナビがあるから楽勝だろう……と思ったら大間違いでした。
 初っぱなから迷う迷う(笑)。
(゚Д゚≡゚Д゚)?

111.jpg
 初っぱな、「神社」の所で道に迷ったんです。(黒線がログね。)
 何でって、ここいら辺、まるで山の中のような起伏があったから。
 ルートのプランニング時、使用するのはこんな「道路マップ」なんですよ。これ(マップ)だけ見たら、いかにも普通に車道があると思うじゃん? 海際だし、海抜ゼロの平たい土地、と思うじゃん?

2017年03月19日-分35秒-DMC-LX100.jpg15:22

 ところが現地に行ってみたら、実際はこんなにも予想と違う山の中。マジであぜんとしましたよ。
 迷った人様の軒先で、そこの老婆にニッコリと見守られて切り替えしUターン。焦りまくり。
(^_^;)
 コレがルートだろうかと、(余りにもコマすぎたのでしょう)こんな時にナビしてくれないナビに軽く絶望しながら、半信半疑で走り、結果的になんとかルートに乗っかって、先へと進んだのでありました。

2017年03月19日-分52秒-DMC-LX100.jpg15:24

 ようやく、正しくルートオンしてる自信がわいてくる。
 あそこ右折で広い道――
 ところで写真に気づいてくれた方はいらっしゃるだろうか? ここら辺でようやくです。LX100の露出補正ダイヤルのズレに気がつけたのでした。正常に戻します。
 さらに事情を説明します。今、FT5の方は、GPSロガーのサブ機として機能させています。そちらにバッテリーを使わせていますんで、写真撮影は、スナップに慣れてないLX100にてお送りしてるって、わけなので御座いました。

2017年03月19日-分29秒-DMC-LX100.jpg15:25

 ――県道42号です。

2017年03月19日-分07秒-DMC-LX100.jpg15:26

 だけどすぐに左折。なんだか農道のような道に進みます。

2017年03月19日-分35秒-DMC-LX100.jpg15:26

 あれここ、走っていんだろか?
 でもナビしてるしなぁ……。
 半分びびりながら直進しますと――

2017年03月19日-分19秒-DMC-LX100.jpg
15:27
 なんという山の中!
 急激な下り坂が待ち受けていたのでした。

2017年03月19日-分15秒-DMC-LX100.jpg
15:28
 スカブではちょっと怖いと思いつつも仕方ありません。慎重に下って、振り返っての一枚です。坂の凄さが伝わってくれればいいのですが……。

2017年03月19日-分49秒-DMC-LX100.jpg15:28

 さぁ、気を落ち着けて。進みましょう、左折です。

2017年03月19日-分29秒-DMC-LX100.jpg15:31

 で、あそこを右折、県道339号です。

2017年03月19日-分58秒-DMC-LX100.jpg15:32

 綺麗だな――
 心の余裕も出て来ます。
 もう、あとは、ナビ任せの、ラクな道行きだろう……。

2017年03月19日-分14秒-DMC-LX100.jpg15:34

 岡を上って、下って――

2017年03月19日-分18秒-DMC-LX100.jpg15:37

 見えてきたのは、あそこ。
 土佐くろしお鉄道中村線、古津賀(こつか)駅だったのでした。

111-2.jpg 今ここね。
 川だよ、橋だよ、わかるよね?

2017年03月19日-分59秒-DMC-LX100.jpg15:37

 鉄橋を潜り抜けたところで信号機。天下の国道56号です。

2017年03月19日-分49秒-DMC-FT5.jpg
15:38
 さすが、細道と国道の交差点。ずっと信号待ち。そしたら逆転ラッキー、くろしお鉄道がやって来たではありませんか!?
 この時ばかりはバッテリーがどうのと言ってられません。とっさに使い慣れたFT5をオンし、逃げない内に撮影したのでした。
 鉄線とカンバンがチョット邪魔でしたが、オマケで大ゴマ掲載です(笑)。

2017年03月19日-分35秒-DMC-LX100.jpg15:40

 信号青。左、つまり西へ進行。国道、2車線。新鮮に大道です。

2017年03月19日-分42秒-DMC-LX100.jpg15:45

 バリ有名な四万十川を越えて――

2017年03月19日-分56秒-DMC-LX100.jpg15:48

 県道346号へ左進行です。途端に少なくなる交通量です。
 マップでは新道たる国道56号(バイパス)が目立ちますが、あえてより“真っすぐ”な、こちらのルートを走るのです。マップのとおり線が重なってますので見づらく、それもあってナビを頼りとしたのでした。

2017年03月19日-分47秒-DMC-LX100.jpg15:50

 で、そのナビ、ここらでルートデータを、パート2に入れ替えです。
 今回全ルートを3つのパートに区切ってます。たった30kmのコースなんですが、つまりはそれほど難儀なコースということで。
 ライン長が短いと、マージン(ゾーンの幅)も狭くなるので、実は短い方が、より難しいのです。

2017年03月19日-分40秒-DMC-LX100.jpg15:52

 さて、行きましょうか。56号バイパスの高架を潜って、川沿いの道を進みます。

112.jpg いまここ。
 県道から、堤防の道へ。国道バイパスの高架、左側から右側へ、川沿いに進みます。

2017年03月19日-分58秒-DMC-LX100.jpg15:52

 やあ、広々としてますね。そうですよ、こうでなきゃ。
 天気いいし。ホント、今日が昨日だったら……(笑)。

2017年03月19日-分29秒-DMC-LX100.jpg15:53

 舗装路ですが、車一台分の幅しかありません。

2017年03月19日-分36秒-DMC-LX100.jpg15:54

 で、こういうときに限って、向こうから車が来るのですよ(笑)。
 ただ、助かったことに、一ヶ所避難帯があって、車の方、そこに寄ってくれましたので大丈夫でした。しかも旧車でしたよ。カッコイイ!

2017年03月19日-分12秒-DMC-LX100.jpg
15:55
 川は、中筋川というらしい。
 いや、気持ちよかったね〜〜!

2017年03月19日-分27秒-DMC-LX100.jpg15:55

 で、もう少し行くと……。

2017年03月19日-分48秒-DMC-LX100.jpg15:55

 Z地点です。
 行って。
 戻って。
 更に行く――!

113.jpg
 マップではここ。
 なんか、これ以外にも道がありそうですが、ナビが別ルートを検索してくれなかったのと、なによりZが面白そうだったので、このまま進むことに。

2017年03月19日-分14秒-DMC-LX100.jpg15:56

 戻り方向に下って……。

2017年03月19日-分59秒-DMC-LX100.jpg15:56

 ここを行けと……(笑)。
 スカブで大丈夫かいな?
 行くけどさ(笑)。

2017年03月19日-分28秒-DMC-LX100.jpg15:58

 途中からジャリ道に。
 失敗したかと思いましたが、もうどうしようもない。進みましたよ。

2017年03月19日-分55秒-DMC-LX100.jpg
16:07 県道344号に到達です。なんだか疲れた(笑)。
 しばらく休憩したのでした。
 ここで、オーバーパンツを脱ぎます。気温あがったし、天気も崩れそうにないし、もう大丈夫でしょう。

2017年03月19日-分06秒-DMC-LX100.jpg16:00

 さぁ行くべぇか……。

2017年03月19日-分24秒-DMC-LX100.jpg16:10

 で、ここで、バイパスをくぐって左側に出るのか……。

2017年03月19日-分28秒-DMC-LX100.jpg16:10

 もう少し先でくぐるのか、少しルートに迷いましたが、ここで必殺のスマホマップ(笑)。
 結果、ここを前進します。

2017年03月19日-分03秒-DMC-LX100.jpg16:12

 それでも迷った。大いに迷った(笑)。
 全行程で、ここが(文字通り)山場でしたか。
 難儀でした。

2017年03月19日-分50秒-DMC-LX100.jpg16:17

 そしてのこれ。
 山の中、ようように脱出してきて、一息ついて後ろを撮影したものです。
 道幅、これでも激セマですが、中はこんなものじゃなかった。

▲ カーソルON!
 今、マップを検証すれば、道の枝分かれでは“右”を選べば正解なのが判るのですが、この時。ことごとく“左”を選んでしまった。
 こんな時に限って、“なぜか”ナビしない。無音。
 当たりはマジ暗い森の中。
 マップでは幅広く表示されてますが、実際は半畳ほどの広さしかない通路。(車で行っては絶対ダメ。)
 それも、ガタガタな悪路。
 片側は山壁。反対側は切り落としの崖。

 暗い森の中にたった一人。

 ホントこの時、オカルト的な恐怖に襲われて――!
 状況の写真撮ってないのも、恐怖と、心の余裕のなさからで。

 ナビに頼らず、自力で、ルートに疑問を感じて、スマホマップにてルートを(左に)外していることに気づいて。
 狭い路上にて、切り返しのUターン。
 このとき――

 ヘルメットの中に、文字にすると「ぴきんっ」とでも表そうか、そんな、不思議な、初めてな、状況にありえない“異質な音”が聞こえ――

 なぜ、そんな音が聞こえたのかと。

 今の不自然な音はなんだったのかと。
((((;;OдO;lll))))

 ビビりで申し訳ない。
 何かに追い立てられるかのように、Uターン。戻り、枝分かれを今度こそ右に。事故らないように細心の注意を払い――
 写真撮る余裕なく。
 暗い森の中から明るい広い空の下に、必死に脱出してきた、と、いうわけなのでした。

2017年03月19日-分24秒-DMC-LX100.jpg16:18

 一つ上の写真と、この写真と、同じ場所だぜ?(笑)
 なんだよこの道路計画(笑)。

 ともかく。

 この明るい空間に出て。
 事前のプランニングより、この先、もう森はないと意識もし。
 ようやく。
 今回の成功を、確信したのでした。



(記 2017/4/2)

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この記事へのコメント
はじめまして。
自分もスカブ400乗りですが…いや〜よく四国のアップダウン&悪路をスカブで入りますね〜
227kgの重量はハンパないはず。もしアップダウンのある細道で引き返すのも相当危険だと思うのですが…いざというときJAFも来れないし…
ホント、無理しないようにしてくださいね。(^_^;)
Posted by ガラぽん@片岡 at 2017年04月19日 02:20
ガラぽん@片岡さん

コメントくれたのに気づかず遅れましてすみません。
あのときはホント怖かったです。オカルト的なことと、ご指摘の通り、ここでスカブがダウンしたらどうしたら良いのか、その不安と。
いや、でも、私こんなことしてるから、もうこれで突撃するしかないのです(笑)。いつかトラブルと思いますが、やけくそでネタにしますので、その時はヨロシクです。どうもどうも(笑)。
Posted by やおたかき at 2017年04月26日 22:58
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